try catch
try catchは、スクリプト内で例外(エラー)が発生してもスクリプトの実行が止まらないよううにする構文です。
例外が起こった場合、その情報を「識別子」で受け取ることができます。識別子は、catch(識別子)の形で書きますが、一般的には、eを使う場合が多いです。例外(エラー)が発生してもしなくても最後に何かを処理させたい場合は、finallyの中に処理させたいことを書きます。
[サンプル]
足し算の処理の時に定義されない変数を参照したためにエラーが発生する
JavaScript
var data1 = 2 //var data2 = 3 //エラーを試験的に発生させるようにする為にコメントアウトしておく var sum; try { //例外が起こる可能性のある処理 //data2が定義されていないのでここでエラーが発生、catchのブロックに移動 sum = data1 + data2; } catch(e) { //eは識別子 //例外に対する処理を書く alert("エラーが発生しました"); } finally { //tryまたはcatchブロックの処理後に実行させたい処理 alert("処理が終了しました"); }
独自の例外を発生させたい場合は、「throw メッセージ;」を追加することができます。